USC(南カルフォルニア大)の春季キャンプ視察を5年連続で実施しました。
新任のDLコーチ蓮見哲平が引率し、DBコーチ山田広将も途中合流。選手は希望者の中から 英語面接を基準に選考した副将WR 木村洋(4年)、DB大久保潤、OL立平玲央(ともに3年)、RB曽我真悟(2年)の 4人が参加しました。一行は4月14日に成田を出発。USCへ留学中の濱部助監督の出迎えを受け、5泊7日の日程で練習を見 学し、ミーティングなどにも出席参加しました。現地では昨年に引き続き、湖亀OBも通訳として 加わりました。
今回はコーチ6年目で2度目の視察となりました。個人的に勝手に思い入れの
あるUSCですが、今回の参加が最後となるかもしれません。盗めるものはすべ
て盗み、永続的に早稲田ビッグベアーズが成長し、甲子園ボウル、ライスボウル
のフィールドに立つことの一端を担えれば幸いであると思い、早稲田で使えるシ
ステムや、練習方法、考え方を充分に学んだつもりです。
今年は幸いにも好天に恵まれ、さらに2年前とは違ったフル・ヒットの練習が見ら
れたことで、全米NO・1 選手の熱さ、ひた向きさ、明るさ、コーチの熱心さを
肌で感じ取れまし
た。今年の早稲田ビッグベアーズの試合結果となって表れることを期待したいし
、そうすることが私の使命であると再認識しました。
数日の滞在ではありましたが、得た物は大きく、私自身も相当なプレッシャー(
しっかりと教えなくてはいけない)を感じて帰国の途につきました。そして、今
年の秋にご期待頂き、試合会場で選手の勇姿を見てあげてください。
DBコーチ 山田広将
DBコーチ 山田広将
今回は2回目の研修となり、施設や環境への驚きは少なかったですが、コーチと多く時間を共有することができたので、
スキルやコーチングといった観点でチームに還元できることが多いように思います。特にコーチの選手への接し方にびっ
くりしました。フットボールのスキルだけではなく、アスリートとしての生き方、一学生としての行動の仕方をも説いていました。
さらに驚いたのは、全米1位の、しかも全員奨学金をもらっている推薦選手というチームでさえ、メンタルコント
ロールを選手任せにするのではなく、コーチが責任を持っていることです。
4年としてチームを引っ張っている僕も、やる気のない下級生に対して苛立ちを覚えたこともあります。しかし、
それはすべて選手の責任なのではなくて、僕たち4年の責任であるのだと痛感しました。
このい経験を生かし、しっかり選手とコミュニケーションをとり、全員が「気持ちよく」練習できるような環境を
作ることができればと考えています。
副将 WR 木村洋
副将 WR 木村洋
高校からフットボールを始め、今まで5年間日本一を目指して取り組んできましたが、いまだに頂点に立ったことが
なかったのでこの研修に参加する一番の目的は、チャンピオンになったチームの取り組みというものを実際に見てみたい、ということでした。
1週間という短い期間ではありましたが、USCでの毎日は本当に密度の濃いもので、見て、聞いて、また、話して学び、多くのことを得る
ことができました。特に、コーチ、選手のフットボールに対する情熱や、それに懸けるプライド、練習、ミーティングでの集中力には驚かさ
れました。何よりも強く感じたことは、選手が常にモチベーションを高く保ち、それを持続しているということでした。ミスを怒られて落ち込んでしま
うことや、気持ちが沈むことはなく、すぐに次のプレーに頭を切り替え、集中していました。
今回の研修では本当に多くのことを学び、ここでは書ききれないほどです。学んだことをミーティングやグラウンドでチームに還元し 、日本一に近づけるよう貢献します。
DB 大久保潤
今回の研修では本当に多くのことを学び、ここでは書ききれないほどです。学んだことをミーティングやグラウンドでチームに還元し 、日本一に近づけるよう貢献します。
DB 大久保潤
まず驚いたことは、USCのスタッフから施設やファンなどの大学スポーツの規模です。
中でも一番うらやましく思ったのがビデオ機器です。練習後すぐにパソコンにアップされ、ビデオの再生、巻き戻し、スロー再生も自由自在に行える代物でした。
選手たちはとても激しいプレーをしますが、実際に話してみるととても気さくで、特にOLの選手たちは話しかけると授業のことやフットボールの話などをいろいろしてくれました。 また、1日中コーチとビデオを見ていたので、新しいことを多く学ぶことができました。この経験を生かし、チームに還元し、レベルアップに貢献したいと思います。
OL 立平玲央
選手たちはとても激しいプレーをしますが、実際に話してみるととても気さくで、特にOLの選手たちは話しかけると授業のことやフットボールの話などをいろいろしてくれました。 また、1日中コーチとビデオを見ていたので、新しいことを多く学ぶことができました。この経験を生かし、チームに還元し、レベルアップに貢献したいと思います。
OL 立平玲央
選手やコーチたちのフットボールに対する姿勢は見習うべきところが多いと感じました。選手たちはミスを恐れずに、毎プレー自分がビッグプレーをしてやろうという
気持ちをもってプレーしていました。たとえミスをしても、もう次の瞬間には頭を切り替えて次のプレーに集中する、ということを徹底していました。
コーチたちも選手がミスをしてもただ怒るのではなく「ここはとてもよかったから、次はここを直せば必ずうまくいく」というふうにチアアップしていました。
それによって選手は常に高いモチベーションを保ってプレーできていました。彼らのビッグプレーはこのような環境から生まれるのかと思いました。
今回学んだことをほかの部員に還元し、USCの選手のような気持ちを持ってプレーし、自身の目標であるRBでも、スペシャルチームでも1本目を取ることを達成したいと思います。
RB 曽我真吾
RB 曽我真吾
なお、このUSCとの交流事業は堀田大介基金の助成を受けて実現しています。
コーチ留学中の濱部助監督(右から2人目)とコーチオフィス入り口にて
ピート・キャロルHCと選手4名
ロサンゼルス稲門会に招待されましたUSCトロージャンズ ウェブサイト
ブログ「USC Rips It」
※練習風景などが動画で見られます
(2008年5月27日)


DLコーチ 蓮見哲平